夕焼け列車#谷塚 弘志(やつか ひろし)ー1

「暑ぃ•••」 
思わず声が漏れたのは仕方のないことだろう。
明らかに幻聴なのだが、セミの声が聞こえてくるあたりおかしい。
今日9月だぞ•••

本屋から出るなり、ため息をつく羽目になった。
おかしいな、せっかく欲しかった小説を買ったってのに。

うだうだ言ってても仕方ない。
のろのろと駅に向かった。

徒歩5分程の距離でありながら汗をかいていた。もう笑うしかなかった。

駅へ入ると、珍しく列車が止まっていた。いつもは下手したら30分待たされることもある。一安心、とまた息を付いて、列車に飛び込んだ。

誰もいない。一番乗りだ。なんだか嬉しくなった。そして
「涼しい•••」
こちらも思わず声が漏れる。そして笑みがこぼれる。

ボスッ、と大きな音を立てて座った。
ハーッ。もう一度深く息を吐いた。
そして、
今日、ついさっき買った本をわくわくしながら取り出した。
一度時計を確認して、本に目を落とした。

今日はここまで。
さてさて次回はどうなることか•••
こうしようと言うのはあるけど、どのようにそうするかがまだ模索中。

今日の夢
本屋でするめいか2巻を見つけ手に取る。

どんだけ欲しいんだよwww

今日のスレタイ


吉幾三って海外進出したらOK let's goになるの?

やられた。