こんどこそ

※この前消してしまったというやつです

「先生お願いします•••」
俺の横で一人の女生徒高校生とは思えないような色気を放っている
「私の成績上げて下さい•••」
今の季節は夏だ。暑すぎてイライラする。しかし彼女から発せられる吐息と言うものが感じられる。
「このままじゃ大変なんですよぅ」
はたから見ればそのまま無視して事務作業をしているように映るだろう。しかし彼女の言葉は俺に強烈な一撃を喰らわしていた。ここが学校じゃなければ危なかっただろう。
「何でもしますからぁ」
来た。この言葉を待っていたのだ。俺は口を開いた。
「本当に、何でもしてくれるのかい?」
「っ•••、はい•••」
俺は彼女が一瞬喜びの表情を見せたのを見逃さなかった。
狙ってたな。
ま、どっちにしろその言葉を言った時点でそっちの負けなのだ。俺は再び口を開いた。
「じゃあ•••してくれるかな、

   勉強」

彼女は残念そうに帰っていった。

一年後、彼女がそーけーにうかり、笑顔で飛び込んで来た時、
俺は呆然と座っていることしかできなかった。

これは元ネタというかこれの会話のみのがあって、それをちょっといじってみただけです。

うーん、長編出来るかな~